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ホロスコープのシンボルとは [ホロスコープの読み方の基本]

ホロスコープの読み方で、一番重要な要素が「シンボル」です。
まずシンボルの分布(?)について説明します。


牡羊座から魚座まで、全部で12の星座がありますね。
で、ホロスコープは円になっていますから、360を12星座を割ると
1つの星座は各30°に分れます。
牡羊座1°、牡羊座2°、牡羊座3°……といった具合です。
これが魚座30°まで、全部で360個存在することになります。この360の度数の下に、シンボルという各々固有の「概念(象意)」が潜んでいるのです。


しかも、1つの度数の下には、4重(旧シンボルを含めると8重)のシンボルが潜んでいます。
つまり、総数にして360×4=1440種類(旧シンボルを含めると2880種類)!

これ、言葉で説明すると分り難いかもしれませんが、下の図を見れば分ると思います。

sym02.jpg

シンボルはこのように4重の階層を持っているのです。

さて。惑星を始めとするすべてのファクターは、360°の中の、いずれかの度数に位置しますが、その時のシンボルは、次のような出方になります。

sym01.jpg

太陽が「牡羊座00°00’」だったとします。
分数はすべて切り上げて読みます。
したがって、この太陽のシンボルは「牡羊座1°」となります。
(ただし00’の場合は切り下げも考慮する必要があります。例の場合だと魚座30°も見る必要があるということです。)


同じ牡羊座1°の太陽でも、
どのシンボルに感応しているか?で
発動するシンボルが異なります。


これについては「シンボル発動の条件」もご覧ください。




■各シンボルの特性

伯壬旭師は、はじめサビアン・シンボルのみを用いてホロスコープを解読していましたが、膨大な数のホロスコープを検証した結果

「やがてこのシンボルだけでは人を判断できぬことに気付き、別のシンボル群があるのではないかと閃き、そこで編出した、というよりは表出させた」

とのことです。そのシンボルが
・イターナル・シンボル
・コズミック・シンボル
・エゴイック・シンボル
・カルミック・シンボル
です。

この中のエゴイック・シンボルは

「もともとこのエゴイック・シンボルはサビアン・シンボルとして、アメリカのエルシー・ウィーラーによって1925年に呈示されたシンボルであるが、名称が不明瞭なためエゴイック・シンボルに直した。」

とのことです。
ちなみにですが、このサビアン・シンボルの日本語訳をされたのは、伯壬旭師が初めてのようです。


2007年には「インディ・シンボル」、次いで「竜神シンボル」、更に「デスノーツ」、そして「土民シンボル」の4種のシンボルが立て続けに発表され、

「エゴイック・シンボルは既にカルミック・シンボルの仲間入りした。コズミックとターナルの今後であるが、コズミックはエゴイックのアンチ・テーゼとして出現したシンボルであり、その意味では「化(ケ)城」であったのかもしれない。エゴイック、コズミック、イターナルは正反合を原則としているからコズミックが化城であればイターナルも当然化城になる。」

と御論文の中で述べられています。


ということで現在では「カルミック・シンボル」「エゴイック・シンボル」「コズミック・シンボル」「イターナル・シンボル」の4種のシンボルは急速に力を失っており、主に「デスノーツ」「土民シンボル」「インディ・シンボル」「竜神シンボル」を用いています。


以下、各シンボルの特性になります。


■竜神シンボル/インディ・シンボルのハイパー・バージョン。インディ・シンボルの力の源泉を持っているシンボル。

■インディ・シンボル(Independence-Symbols)/天才・義人・独創性のシンボル。

■土民シンボル/生活に密着した庶人のシンボル。

■デスノーツ(Death-Notes)/インディ・シンボルと対になる不幸・不運のシンボル。



■イターナル・シンボル(Eternal-Symbol)/不二一体となった正反両身が主体のシンボル。

■コズミック・シンボル(Cosmic-Symbol)/射干霊(反身)が主体のシンボル。

■エゴイック・シンボル(Egoic-Symbol)/光霊(正身)が主体のシンボル。

■カルミック・シンボル(Karmic-Symbol)/魂が主体のシンボル。

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ホロスコープのハウスとは [ホロスコープの読み方の基本]

ここから段々と、12星座占いでは読み取れない、ホロスコープならではの領域に入っていきます。
ハウスとは、ホロスコープの見方の項目で述べた様に、

・Asc(アセンダント)※第1室のカスプ(境界線)
・Des(ディセンダント)※第7室のカスプ
それから
・MC(エムシー)※第10室のカスプ
・IC(アイシー)※第4室のカスプ

というライン、またそこから生れた各カスプによって
12に区分されたホロスコープの部屋のことです。

hausu.jpg

このハウスは、ホロスコープの読み方において、かなり重要です。
例えば太陽が同じ牡羊座の人であっても、
1室に入っている人と、12室に入っている人がいたとすると、
この二人は同じ星座であるにも拘らず、人に与える印象がかなり違います。
簡単にいうと、1室の人は活動的な印象を、12室の人は陰に隠れている印象を、周囲に与えます。
この差は、ハウスの特性の違いから来ています。

従来の12星座占いでは、ハウスまで見ていません。サインの特性だけで見ています。
ですから12星座占いは、ホロスコープの読み方という観点から言うと、ほんの序の口に過ぎないのです。
では各ハウスの特性を見ていきます。

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【1室】
・支配星(ルーラー):火星・牡羊座
・特性:原始のエネルギー。パイオニアの部屋。発明家。自分自身の性格の部屋。
・対応センター:眉間センター(アジナ・チャクラ)
・ヒント:自営業の方は1室を強化。開拓精神がもたらされる部屋。




【2室】
・支配星(ルーラー):金星・牡牛座
・特性:個人的経済活動の部屋。商売、お金。自営の方は2室を強化すること。
・対応センター:丹田
・ヒント:2室はチマチマ稼ぐには最適だが、大金を稼ぐにはイマイチ。大金をドカーンと稼ぐには8室がベスト。




【3室】
・支配星(ルーラー):水星・双子座
・特性:情報の部屋。知識、書類、近郊、コンピューター。インターネット関係。マスコミ。世間そのもの。3室の事象はスタッフをも表す。周囲の人々。
・対応センター:交感神経
・ヒント:インターネット等の情報関連には3・9室を強化すると良い。




【4室】
・支配星(ルーラー):月・蟹座
・特性:場所・環境(生活・職場・家庭)。親子関係。晩年。ありとあらゆる拠り所。職場問題は4室を見る。
・対応センター:基底センター(クンダリーニ・チャクラ)
・ヒント:自営業や経営者は、4室を強化。企業の基盤を固めることになる。




【5室】
・支配星(ルーラー):太陽・獅子座
・特性:遊び、趣味、娯楽、ギャンブル。サブとして恋愛。
・対応センター:太陽叢(マニュピュラ・チャクラ)(上部&下部)
・ヒント:




【6室】
・支配星(ルーラー):水星・乙女座
・特性:仕事(特に会社員の仕事)、修行。
・対応センター:副腎センター
・ヒント:修行の部屋でもあるので、骨が折れる仕事、地位などとは関係ない仕事そのもの。仕事の質の向上や技術職に従事している方の技術の向上等に使える。




【7室】
・支配星(ルーラー):金星・天秤座
・特性:パートナーの部屋(パートナー絡みの自分の部屋)。仲間、恋人、恋愛、結婚、敵の部屋。太陽が第7ハウスだと組織ナンバー2・参謀的仕事。
・対応センター:喉センター(ヴュシュダー・チャクラ)
・ヒント:冥王星がこのハウスにあると離婚と再婚を繰り返す。




【8室】
・支配星(ルーラー):冥王星・蠍座
・特性:死と再生。セックス。他人の財産を運用する部屋。生殖活動。研究家。債券と債務。
・対応センター:生殖センター(ムラダーラ・チャクラ)
・ヒント:企業になると大事(人の金を扱う)。大きな意味が出る。DESから数えた2室目が8室になるため。お金の部屋でもマクロ的な部屋になる。




【9室】
・支配星(ルーラー):木星、射手座
・特性:外国・哲学・思想、宗教の部屋。対外的な活動。外交的な仕事。
・対応センター:副交感神経
・ヒント:




【10室】
・支配星(ルーラー):土星・山羊座
・特性:権力、天職の部屋。あらゆる分野の権力者、権威。政治家。
・対応センター:ヘッド・センター(サハスララ・チャクラ)
・ヒント:公務員やサラリーマンなど、組織の中で働く人たちにとって大事な部屋。自分の位が他から決められる人はMC中心の10室を強化。




【11室】
・支配星(ルーラー):天王星・水瓶座
・特性:友人、仲間の部屋。パートナー関係にも出る。
・対応センター:脾臓センター
・ヒント:




【12室】
・支配星(ルーラー):海王星・魚座
・特性:隠されたものの部屋。謀略、陰謀。マフィア。霊的な仕事。
・対応センター:ハート・センター(アナハタ・チャクラ)
・ヒント:深いところを汲み出す能力が出てくる。金星・木星・火星の12室はダメ、もったいない。土星は隠されたカルマ障害。海王星はぴったり合っているプラス。月は潜在意識だから12室ではプラス。水星は隠されたものを察知。天王星は使い方一つで自分を破壊的にする傾向にでやすい。幸運点が12室だと表立った幸運にならない。

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以上、各ハウスの特性を見て来ましたが、
多分、これだけ見てもピンとは来ないはずです。
でも大丈夫!
ハウスの特性は、各々のファクターとの関連で、はじめて見えて来ると思いますので、焦らずに進みましょう。

あと、ここで「支配星(ルーラー)」という単語が出て来ましたが、
ルーラーについては、おいおい説明していきます。


なお対応センター(チャクラ)についてですが、伯壬旭師より

「チャクラを査べるには
1.室のカスプ
2.室のルーラー
3.室の中にある星
を査べる。」

「但しチャクラは単独で存在しているわけではない。ルーラーがどの室にあるかによってそのチャクラとルーラーがある室のチャクラが連動するし、室の中にある星は他の星と角度を形成して連動する。他の星が何室にあるかによってその室が意味する別のチャクラと連動するのである。」

「星々は実際には連鎖的に殆ど関係し合うから、チャクラは他のチャクラとも常に連動しながら動いているのである。」

「チャクラを固定的に捉えると真実の姿から大きく離れることになる。全チャクラが実際は単一のチャクラなのである。」
(以上、御論文「ホロスコープとチャクラ」より抜粋)

と注意を喚起されています。

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ホロスコープの12星座とは [ホロスコープの読み方の基本]

12星座の特性は割合ポピュラーなんじゃないかと思います。
12星座の特性が単体として一番活用されるのは、やはり太陽のサインを査べる時だと思います。
太陽は全体運を司るファクターで、太陽のサインが持つ性格というものは、大雑把な区分でありながらもやっぱり出ますので、この影響は自他共に分り易いです。
あとアセンダントという自分自身の性格を司るファクターでも12星座の特性が出るようです。


では、以下、12星座の特性です。

s1-01.jpg
■牡羊座
・特徴:一、以て是を貫く信念、前後左右に気を配る細心の注意力、群小を睥睨する胆力
・弱点:内柔外剛


s1-02.jpg
■牡牛座
・特徴:経済力、触覚を働かせる能力、不動心
・弱点:天地相隔つ


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■双子座
・特徴:情報蒐集、あらゆる変化に対応する柔軟性
・弱点:狐疑逡巡、両舌(二枚舌)、食言(言ったことと違うことを言う。言ったことが実行できない)


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■蟹座
・特徴:敏感、慎重、機動力
・弱点:不安定、付和雷同、憑依


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■獅子座
・特徴:不敵、指導力、先見の明
・弱点:ひとりよがりの王者気取り


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■乙女座
・特徴:分析力、可能性を見出し育てる力、後の先を取る力
・弱点:正しい考え方から発してはいるが知偏重。知が細か過ぎ行動力が小さい


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■天秤座
・特徴:バランスを取る能力、失敗しても挫けず、それを成功の種として用いる力、平常心
・弱点:なんでもないことに反応する不安な心理、ハート(円)が無いから傷つきやすい


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■蠍座
・特徴:どんでん返しを狙う大胆、看視する能力、異性をひきつける力
・弱点:正しい感覚に近いものを持っていながら自信が持てず、実行を躊躇う。


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■射手座
・特徴:狙った獲物を射止める力  広宣流布する力  意見の多様性に留意する力
・弱点:情報を集めるが、集めた情報を統括する焦点がズレを生じている


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■山羊座
・特徴:獲得した地位を保つ力、具体化する力、経営力
・弱点:頭でっかちで実行が伴なわない


■水瓶座
・特徴:電波を使う力、斬新なアイデア、変革する力
・弱点:空想的



■魚座
・特徴:神秘力、方針を転換する力、人の注意を喚起する力
・弱点:波動を良いも悪いも地上的な感覚に翻訳する、良くも悪くも巫女的


12星座の特性は以上のようになります。
自分の星座の特性を見て、当っていたでしょうか?

もしかすると、ピンと来なかった方も中にはいるかもしれませんね。
それはやはり、太陽の「サイン」よりも、「シンボル」の方が圧倒的に重要な位置を占めているからです。

シンボルについては別項にて述べますが、すべてのシンボルを羅列するには数が多過ぎるので、
ホロスコープを無料で作成してもらうことをお薦めします。

ホロスコープ鑑定

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